ARENA OF BOOK - RINTARO FUSE, HEIJIRO YAGI
ARENA OF BOOK - RINTARO FUSE, HEIJIRO YAGI
Details
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『砂の本』(1975年)に登場する架空の本を、現実化したアートピース。本作品はページを展開することで、円形のアリーナ(=闘技場)が出現する仕様となっています。タイトルとなっている「Arena」とは本来「砂」を意味し、のちに「闘技場」「アリーナ」へと意味が転じました。引用された小説では、無限のページを持つ本が登場し、「砂」「闘技場」などのモチーフを用いながら、近代化以降失われた世界の全体性、不定形な構造を創造する探究が行われています。本作品はそういったボルヘスの想像力を引き継ぎながら、現在においてどのように形象化できるのかという困難な挑戦を、デザインと詩の双方から取り組んだ21世紀版「砂の本」であり、無限の闘技場へ参加する表明でもあります。総数2000におよぶページには、八木幣二郎によって制作された3Dグラフィックを構成するポリゴンに、現存するすべての英単語がマッピングされ、布施琳太郎による複数の詩として立ち上がります。これらは、昨今注目を集める大規模言語モデルにたいするオルタナティブな言語のあり方の探求、グラフィックデザインや印刷技術を介した新たな「本」のあり方の探究として進められ、ポストモダンの想像力を目の前に現実化するひとつの方法として提示されています。現在のアートシーンを牽引する布施琳太郎、八木幣二郎の2名にとって初となる共同制作によって生まれた本作品を、オリジナルのケースに入れてお届けします。限定120部/証明書付き。
※11月5日以降の発送となります。
著者、コンセプトデザイン:布施琳太郎、八木幣二郎
アートディレクター:八木幣二郎
出版社:CON_ / POST-FAKE
印刷:藤原印刷
外函:YROEHT
刊行年:2023
サイズ:H200mm×W185mm×D148mm(本体)
ページ:2000P
言語:英語
状態:新刊・オリジナルケース付き
エディション:120部、証明書付き
ARTISTS
布施琳太郎
1994年生まれ。iPhoneの発売以降の都市で可能な「新しい孤独」を、絵画や映像作品、ウェブサイトの制作、批評や詩などの執筆、展覧会企画などをアーティストや詩人、デザイナー、研究者、音楽家、批評家、匿名の人々などと共に実践している。主な個展に「新しい死体」(PARCO MUSEUM TOKYO、2022)、展覧会企画に「惑星ザムザ」(小高製本工業跡地、2022)、「隔離式濃厚接触室」(ウェブページ、2020年)、参加展示に「時を超えるイヴ・クラインの想像力」(金沢21世紀美術館、2022)など。
@rintarofuse
八木幣二郎
1999年、東京都生まれ。グラフィックデザインを軸にデザインが本来持っていたはずのグラフィカルな要素を未来から発掘している。 ポスター、 ビジュアルなどのグラフィックデザインをはじめ、CDやブックデザインなども手がけている。主な個展に、「誤植」(2022年/The 5th Floor[東京・根津])、「Dynamesh」(2022年/T-House New Balance[東京・水天宮前])、参加展示に「power/point」(2022年/アキバタマビ21[東京・末広町])がある。
@heijiroyagi
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